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パパ大津留 パパ大津留
昭和20年3月11日
青森県生まれ 59歳

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「ファンキーロボットNEW」の実力
サイパンのサリガン島とパガン島のジギング

憧れの海外遠征といえばオーストラリアのパースやロードハウ島、インドネシアのバリ島、パラオ諸島、など多くのリゾート地が多い。

その中で比較的リーズナブルな場所といえばサイパンだろうか?、
しかし近いといっても海外であり、それもサイパンから200~300マイルも離れた未開の島であるサリガン島やパガン島は、それは魅力深いものだ。

まず一回目は、4月3日からの4日間の船中泊でパガン島とその先にあるジュラングバンクと云うポイント。同行は韓国の友人であるドクターウォンとその友人達で、なにしろドクターウォンは片言の日本語、私は終戦後教育の『ジス・イズ・ア・ペン』式のイングリッシュ。それは漢字とローマ字とハングル文字が入り混じった凄まじいものだ。

「パパさん、このポイントは魚がデカイ、パパさんのは細くてやわい、それでは無理だ。柔らかいので役に立たないアルヨ」確かにドクターは頑丈で太い竿を持ち込んでいるが、なにか別のことを言われているような気がする。

「ドクター、太くて固いと良いなんて思うのは思い違いだよ~。大事なのはテクニックだから、時間を掛けて丁寧に、優しく愛してだよ」自分でも何を言ってるのか良く判らない発言だが、とにかく硬いロッドはラインに負担がかかる。

それよりも自分の体力にあったロッドで振り続けることが大事だ。まして、赤道近い灼熱の太陽が照り体力の消耗が激しいのだから、通常で屈強の思えるロッドほど重たく体力へのハンディが大きい。

結局、4日間の釣りで私はかなりの長い時間を『ファンキーロボットNEW』の300~650グラムをジャークし続けたが、ドクターウォンは休みながらの状態で、結局は息が上って夕方の良い時間帯の殆んどお休み状態だった。

そして、その一回目の釣行では、その美味しい夕方から夜の時間帯に私がファァンキーロボットNEWで釣った61キロのイソマグロが最大魚だった。

2回目の釣行は撮影もかねて6月3日からの同じ船中4泊の釣りだが、前回よりは足を伸ばし、サリガン島よりも70マイル先にあるパガン島に向かう。

そして同行は、前回と同じあの熱い韓国との国際交流でドクターウォンにミスターパク、そして日本代表は意欲も体重も倍増の私に、将来宿望のネーチャーボーイズスタッフの荻原正幸だ。

「パパさ~ん、今度は少しライトなロッドでス~。筋トレで鍛えたのでザッツ・オ~ライ、こんどは釣りマス~。白人嘘つく、インデアン嘘つかない」 そんなドクターウォンの発言だが、それでもやっぱり我々よりはヘビータックルだ(スタッフの荻原も私と同じグランドスパイで彼から見るとライトタックルである)。

「ドクター、これでも重たいヨ~、ほんとに時間を掛けた遣り取りでは難しいアルヨ~、白人くつ履く、インデアンくつ履かない」そして、今回のパガン島では潮の流れが遅く、低活性で苦心惨憺のなかでドクターウォンが大型のイソマグロをヒットさせる。

しかしその前のジャークで体力を使い果たし息も絶え絶え(ちょっとオーバーな表現だが)。結局、本位ではないが私がロッドを持ってファイトする羽目となり何とか40キロサイズをランデングした。

しかし、今回は潮回りが悪く数が出るものの大型は出ない。私は30キロが最大であろうか?その代わり数は凄い。

特に圧巻は荻原君で、最終前日のナイトフィッシングでは200グラムのファンキーロボットNEWで20尾以上釣り上げただろうか、それは評価に値するが残念ながら大型のブレークもあった。

結局、歯の鋭いイソマグロの場合は食わす技術だけではランデングまでは持ち込めない。特に大型ほどジグを丸呑みするので、ドクターウォンが食わせた40キロも30センチほどのワイヤーリーダーを使ったものだが、これも幸運で大型は1メートルぐらいリーダーを飲み込んでしまうし、長いワイヤーリーダーは食いが落ちる。それがイソマグロの難しさであり大きく運が左右するのだ。

いずれにしても、食わせても獲れなければ何にもならないのだから、そのアタリが気力、体力とタックルバランスなのである。結局は、最終日に私が150キロクラスの大ザメと1時間半もファイトを続けるハプニング?。

サメも立派なターゲットであり船上に上げたかったが、このサイズは危険であると云うことから、充分に浮かして弱らせてから何とライフル銃で弾を撃ち込み、リーダーの先を切って終了した(数発撃っても死なないのだから恐ろしい)。

とにかく未知のフィールドで難しいイソマグロがターゲットであるが1回目の61キロのイソマグロ、2回目のナイトフィッシングではスタッフ荻原君の大爆釣と、ファンキーロボットが大活躍のサイパン遠征であった。

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