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パパ大津留 パパ大津留
昭和20年3月11日
青森県生まれ 59歳

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今年の八丈島はヒラマサが多い

春のJ-グランプリからヒラマサが好調の八丈島は夏になっても好調が続き、5~6キロクラスは毎日のように釣れ盛った。私も7月になって18キロクラスを2尾も釣っているので、水温が上る8~9月にはディープウォーターで大型カンパチと共にさらに活性するように思えた。それは、9月の前半に青森の小川さん達が(蟹田港・海鵬丸船長)15キロのヒラマサを水深170メートル台で釣ったことで、その好調さが今も続いている証拠だろう。

しかし、ペンションなるものを経営している私だから、島が観光客で賑わう8月から9月の前半までは物凄く多忙で沖に出る機会もなく、むしろ悶々とした日々が続くのだ。

9月の中旬になってようやく釣りに行ける状況になってきたのだが、9月の前半にやってきた小川さん達と津軽海峡、竜飛沖の黒マグロの釣行を計画すると、今度は大型の台風が発生する。台風は八丈島より遠く離れたコースでも、大型であれば大きなうねりを作り出すので、沖縄あたりに上陸するコースでも影響を受ける。

そして先日、石垣島に上陸し九州に大きな被害を与えた台風が日本海を北上して北海道に再上陸した。当然マグロ釣行の予定は延期し、9月25日から2日間にチケット変更をした。ところが、遥か南鳥島にまたまた台風が発生する。これは前の台風の後で日本海に大きな高気圧が張り出した為に東側のコースを取るが、多分それは八丈近海を抜けて再び青森の東側に向かうだろう。

竜飛からは東に大きく逸れたとしても、それは大型であるだけに影響は避けられない。それ以上に八丈島近くで発達した場合は我家が最も危険な状態で、ここで留守にしたら女房殿に何を言われるか判らない。そこで、これはもうヤケクソで9月20日と9月21日の2日間、この台風の狭間に女房殿と2人でジギングに出る事にした。

1日目は潤航丸で早朝5時から午後5時までの12時間の長丁場。
2日目は勢寿丸で台風のうねりが出るために午前中の釣り。
両船とも八丈島のジギングにはお馴染みの船で、私との付き合いも長い。初日の潤航丸は八丈小島に向かったが潮が3.5ノットと猛烈に飛んでいて釣りにならない。潮の緩いところを捜すために神湊港のある島の東側にもどり、その周辺を探るが水温が前日よりも3度も下がったらしく小魚の反応を見つけるのも容易ではない。

昼過ぎてからようやく底土港の沖、御正体根でヒラマサ特有のアタリがあり9キロクラスを釣り上げる。しかし、急激の水温の変化で反応が少ない上にベイトの移動も早い。

家内が巨大なクロタチカマスを釣ったが、こんな怪魚が釣れる時は水温の変化が激しい証拠だ。しかし、そこから小岩戸方面に走ると、潮は早いが30~80メートル浅いポイントで魚探に反応が映り出す。そして鉛のジグからハタンポにチェンジしたが、今度は軽すぎてラインが煽られボトムが取れても、ジグが動かない。猛烈な早引きで、2キロクラスのカンパチを4尾ほど連釣したが、このサイズでは満足できないし、ただ巻のようなジャークではジギングとは云えない。

そこで300グラムのファンキーロボット(ブルー)に変え、ボトムから5メートル巻き取って数十回ジャーク&ジャークを繰り返して、200ポンドのリーダーが見えるほどまで来たところで大型が食ってきた。しかし、水深35メートルであるからラインは出せない。

ドラッグを絞り込んであるのでラインは全く出なかったが、それは浅いポイントで、しかも上で食ってきた為にロッドがかなりのされ魚は強烈に暴れる。しかし、それを力で押さえ込んで1分も掛からないうちにランデングネットに取り込んだが、今度はそのネットの中でも暴れまわる。そして、アルミ製の枠を壊してしまいネットからはみ出しそうになったので、私が網のほうを抑えて2人がかりでようやく引き上げた。

後の検量で17キロだったが、それにしても凄い力で暴れた。それは浅いポイントで短い時間の遣り取りだった為に、魚は全く弱った状態ではなかったからだろう。その後に8キロのカンパチも釣り上げてこの日は終了する。

翌日は早朝6時に勢寿丸で出船するが、前日とは潮の流れが変わっている。
それでも小岩戸の浅根はカンパチの入食いになり、それはどんなメタルジグを使っても釣れるような状態だ。しかも1~3キロのリリースサイズの小型が釣れ過ぎるのだから、決して面白いとは言い難いし、釣れる事は楽しいが、工夫もなしに簡単に釣れることで有頂天になってしまっては釣りの技術は向上しない。肘の故障でハビリ中の家内に、3キロクラスがヒットし、私が大型ジグで10キロのカンパチを釣ったところで2日目は早々と終了した。

それにしても今回の釣行は、青森の黒マグロ釣行が台風のおかげでヒラマサに化けてしまったのだが、数、型ともに良かった事とカメラマンで同行した家内も(結局は釣りに夢中になっていた)型を見ることが出来たので何よりだ。

それに、超大型とは言わないが17キロのヒラマサを狙い一発のファンキーロボット(NEW)で釣り上げた事がことさら嬉しい。いつも思うのだがこのステンレスジグであるファンキーロボットは周囲が小型ばかりの時は圧倒的に大型のヒット率が高いような気がする。

今回のヒラマサもそうだが、数年前に中島君が釣り上げた30キロのカンパチ、小笠原で釣り上げた40キロのイソマグロ、今年のサイパンの60キロを超えるイソマグロ、全く同じ状況である。小、中型が群れているような状態では躊躇なくこのファンキーロボットを使うべきだろう。

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