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野宮 勝 野宮 勝
青森県六ヶ所村を拠点に活動

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2006年2月太平洋サクラマスジギング釣行記

平成18年2月4日の釣行

サクラの時期がやってきた。
といっても花見の桜ではなく、北日本特有の海のサクラマスでありこれをジギングで狙う。5、6年前より北海道、青森の情熱的なアングラーにより開拓され、1月下旬から3月下旬ま熱く熱く釣れる。

平成18年2月4日青森県六ヶ所村泊港より友人の漁師さんである長進丸高梨船長の漁に同船させてもらい、午前7時、遅めの出港をした。数日前より西高東低、冬型の気圧配置となり、前日夜半まで猛吹雪であったことから、厳しい状況であることを覚悟していた。(猛吹雪は、非常に寒い!)

当日は、風はあるものの日が差し、最低気温氷点下7度の予報より温かく感じた。出港より10分程度で漁場に到着し、船長のOKの声とともにハタンポシェイプコスミックブルー80gを軽くキャストし、沈めていく。

北西からの風に対し、北からのうねりが多少あり、船が左右に揺れる中75m底へとジグが着底した。気合いを入れ、スローのワンピッチジャークを数回、リールを半回転させミドルジャークをするといったパターンでシャクル。シャクリはじめて50m、リール半回転の後のミドルジャークでヒット!

口の痛みとともに上へ引っ張られることを嫌い頭を振っている。海にいるサクラマスは、口がやわらかいので、実切れを防止するため通常のドラック設定より弱くするが、走られたくないので頭を上に向けたまま素早くファイトする。

あがってきたのは、ものすごく体高のある通称「板マス」と呼ばれる銀ピカでとてもきれいなサクラマスであった。体長58cm、2.7kgのなかなかのグッドサイズである。ファイトの最中に高梨船長の漁も始まり、通称マスナタ(北海道ではバケという)と呼ばれる仕掛けが投入した。

電動シャクリ機(竿はグラスファイバー製)で800gのマスナタを上下させている。(この仕掛けは、シャクルと横にスライドし、下げると基の場所に戻るといった動きである)さすがにプロの漁である。最初に1匹を皮切りにジグへの反応が一気になくなった。マスナタでは一度に3匹かかっているのにジグには、反応がない。

これはやばいと思いつつもシャクリ続けていると、初めて見たが、サクラマスが表層でベイトをバイトし、跳ねている。サクラマスのバイト風景を見つつ興奮しながらシャクッていると同船した青森の気合いアングラー須藤さんの「ヒット」の声。この状況下でもヒットさせるのは、さすがである。

魚探に目を向けマスナタの層を確認するとボトムより15m~20mであった。マスナタの層に魚がいたのかマスナタが集魚したのかはわからないが、とりあえず表層まで全てシャクル。

マスナタが好調の中、水深40mあたりでヒットした。マスナタの層から追い食いしたものと思われる。首振りはなく、ものすごい勢いで走ったのでスレであることがすぐにわかった。これも50cm程度でまあまあのサイズであった。結果、マスナタ30匹以上に対し、メタルジグチームは4匹の結果であったが、ジグのみでの釣りの場合、もう少し釣果がのびたかもしれない。

今回もハタンポシェイプを使用したが、シャクリスピードに応じた多種のスライドアクションを演出することができ、魚に対するアピール度の高さを感じた。また、このアクションは、鉛より比重の軽いステンレスならではのことであると感じている。

平成18年2月25日の釣行

本日は、私の地元、六ヶ所村の釣具のビックオーシャンのサクラマスジギングツアーへと参加した。参加メンバーは、いずれ劣らぬサクラマスハンターの面々である。午前6時過ぎ東通村白糠の赤石丸に一同乗り込み出船。

最初のポイントは、港より東北東へ進路を取り、約15分程度での到着となる。一同気合を入れてジグを沈める。昨日の超過を船頭さんに聞いたが、あまりよくなく、形も小さいとのことである。昨日は昨日、今日は今日と自分に暗示をかけジグの着底を待つ。

ジグは、ファンキーロボットニュー(イワシブルー)である。着底後、いつものスローなワンピッチジャークから止めてミドルジャークを繰り返していた。隣に陣取ったNBSの工藤さんが、底から少し上げては、同じ場所で数回シャクルを繰り返しており、サクラマスのいるポイントを見つけ出す戦法を取っている。

確かにスライドアクション系のジグは、その場でぐるぐる泳ぎまわっているように見えるはずである。(マスナタの応用)小一時間ほどシャクッていたが誰にもバイトはない。ジャクリ方をちょいと変え、ジャガジャガ巻きからミドルジャークでドン!「ヒッツー!」思わず叫んでしまった。

ものすごい勢いで走り、途中首を振っていたので内心「でかい!・・・かも?(スレは簡便)」と思いつつ慎重にあげる。浮いてきたのは、銀色のサクラマスであったが、尻尾にきれいにかかっていた。どうりで首を振るような感覚があった訳である。ランディングネットに入る直前にバラシ、スレであったため後悔もない。(内心、でかい!と思ったのでちょっとがっかり↓)場所を北側へ移動する。新場所なので一同気合が入る。

しばらくシャクッていたら、徐々にあたりがではじめるがのらない。私の後方で「ヒット」の声。NBSの和田社長がヒットさせ、あがってきたのは、小型ではあったが、きれいなサクラマスであった。ヒットルアーは、またもやファンキーロボットニュー(イワシブルー)であった。これを皮切りに一同次々とヒットさせるベストタイムがやってきた。ヒットの数は多いのだが、バラシも多かった。

一同ワイワイガヤガヤ急がしそうであるが、私のファンキーロボットニュー(イワシブルー)は、沈黙している。ミヨシに立ち、周りの人のジグの色とシャクリ方をストーカー的視線で見ていると久々のヒットあり。しかし、ヒットの瞬間船が前方に動き、テンションがなくなった。

和田社長の「かかったの?」の質問に「バラシましまし・・・ていません!」。(この時、テンションがなくなったので、もしかしたら上へ泳いだのではないかと思いリールをガンガン巻いた。)

船が前方に動くことでこのやり取りを数回繰り返し、「本当は、どっちなの?」と和田社長の大爆笑の中、無事ランディングされた。和田社長の大爆笑はこれで収まらず、「ビデオ撮っておけばよかった」の声。私もまだまだである。

ベストタイムが終わり、その後、ぽつりぽつりとヒットがあり、午後14時半帰港した。なんと、8時間以上の乗船である。(青森では意外と普通)今までの釣行から感じたことではあるが、やはり、ロッドが固いと口切れや身切れのバラシが多いようである。参考としてロッドは、アンリパ ベイマチックやダイワソルティストなどのの柔らかいものが良い。太刀魚用のロッドも一押し!

ジグはスライド系のアクションに反応が良いようだ。ただし、遊ばせすぎるとスレが多くなる。たんたんとシャクルのであればリアフック、スライドアクションで食わせるのであればアシストフックが必要となる。ヒットパターンは、スローなシャクリで「止め」を入れ、バイトの時間を作ってやることが大切である。

今回はファンキーロボットニューを使用したが、沈降速度が早く、潮の流れの速い場所であってもストレスなく沈めることができる。小刻みなスライドやダート系のアクションが魚の捕食スイッチに火をつけることと感じている。

まだまだ、サクラマスのシーズンは続く。今後は、3kgを超えるサクラマスをゲットしたいと考えている。ちなみにこの辺でマスナタ釣りではあるが、4kgオーバーの実績もあり、皆さんにも冬の寒さを吹っ飛ばすほどの興奮を味わってもらいたいと思う。


タックル
ロッド:自作6ft6in ライトアクション(シーバスロッドの40g負荷程度の硬さ) 
リール:PENN スピンフィッシャー5500SS ライン:PE1.5号 リーダー:40lb 
ルアー:ハタンポシェイプコスミックブルー、イワシブルー、同ピンク 80g、100g ファンキーロボットニュー、イワシブルー、同ピンク 80g、100g

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