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J-1 グランプリの参戦記とパパ大津留の追記

J-1グランプリIN八丈島2007の大会にチーム Nature Boysとして参加した。
メンバーは社長の和田に、Nature Boysフィールドアドバイザーの中島、野宮、私の4人である(敬称略)。

大会前日の5月11日にプラを行うはずであったが、強風で飛行機が引き返したために最終便になり、大会は翌12日の11時スタートであるから、大会の開始前の早朝5時から10時までプラをする事にした。

5時に神湊港を出港し、30分ぐらい走って小岩戸に到着する。水深40m前後から開始した。この場所はゴールデンウィークで5キロ前後カンパチが入れ喰いなっていたそうだが、水温が低いので浅場にカンパチが集中しているようだ。

期待をこめて、ロッドを振るが魚からのコンタクトはない。アタリが遠いので、ジャークを早くしたり、遅くしたり、ロング、ショートなど多くのテクニックを織り交ぜ試した。
スイムライダー180gプロトタイプのジグを使い、ショートジャークをした後、糸ふけを出してジグを横に早く動かすみたいなイメージでルアーを躍らせると、底から10mぐらいでヒットした。すかさず大きくあわせて遣り取りを楽しむ。

待望のヒットであるが、ポイントが浅いために良く引くのだろう、あがってきたのは3キロ前後のカンパチであった。ランデングしてから、すかさず落とし込む。同じようなジャークから再びヒットで、今度はあまり引かず、すんなりあがってくる。

魚が水面をわり、一瞬小型のヒラマサと思ったが、それはツムブリ(レインボーランナー)である。そして再び私にヒットする。今度は少々サイズアップなのか、小気味よくドラッグの出し入れがあり、あがってきたのは5キロ前後のカンパチであった。

更に、スイムライダー120gを使っていた中島にもヒットし、やはり釣れると嬉しい。しかし、その後は小型のカンパチは釣れるがアタリが遠くなってきたこともあり、出航した神湊港付近に戻り、数ヶ所のポイントを流したが、ヒットがなく終了した。

そして11時から大会が始まる。私たちNature Boysチームは2日間とも好調だった小岩戸で粘ることにする。初日はすぐに私にヒットしたが、残念ながらフックアウトし、その後しばらくアタリがない状況が続いていた。

しかし、あきらめず、スイムライダーの同じプロトタイプを使ってジャークをしていた社長の和田にヒットする。ドラッグからラインがでるので検量サイズは確実にありそうだ。慎重なやり取りからランデングされたのが、5.15キロの中型カンパチであった。

翌日、大会二日目はかなり渋い状況になる。ほとんどアタリがない状態に終始し、その日はリリースサイズのカンパチ1匹のみであった。今回の大会は、チームとして上位入賞はできなかった。しかし、個人の部で社長の和田が入賞を果たし、一人気を吐いた格好だが、これもジギングの奥深さなのだろう。来年は少しでもチーム順位が上がるように努力したい。
 

パパ大津留の大会追記

今回の大会は、面白い大会だったと思う。それは、ゴールデンウィークに3~10キロクラスが爆釣だった。私もその2日後にスイムライダープロトタイプのテストで5~10キロを短時間で4尾釣っているので、それは期待も膨らんだ。

しかし、今年のカツオ漁が不漁だった事もあって、そのゴールデンウィークでカンパチ好調の話から、漁師達が一斉にカッタクリ漁を始めたのである。それは100グラムぐらいの丸オモリにゴム製のイカの疑似餌を着け手で手繰る漁だが、確かに食いは良いがフックが固定されている為にバレも多い。

その漁を、連日10隻から20隻が同じポイントでやるものだから、短期間の間に恐ろしいぐらいカンパチが警戒心を持ちスレてしまった。それは、やみくもに活性しないのだから、その時合を読み、更のルアーやカラーローテーションに神経質に気を配らなければならないのだから、難しいジギングになる。

特に、今回の大会ではプラに出たチームが、なまじその時間帯や釣れた状況、ルアーフォルムやカラーを引きずり、こぞって失敗してしまう結果が出たのは、それはプラと同じ状況を考えてしまったことに因があるだろう。

結局は、予備知識が無いままに挑んだチームが上位を独占する結果になるのだが、それは上位チームが全てを予測し、状況を読んだ結果ではない。参加者は其々に自信を持つ実力者揃いなのだが、その実力が予想どおり結果に反映されないのがこの大会の面白さであり、それがジギングの奥深さだ。

その中で、やはり同じに午前中にプラをやったビッグワンズがやはり不調の中で、1人だけ遅れて本戦だけに参加したチャーマスが、その魚達がすれる前の数投目にヒットさせ、これが9.7キロのグッドサイズだ。それは、さすがに熟練の技であり、釣りに対しての知識の引き出しが広いと云うことだ。

更に、大会翌日に低活性で苦しむ中で、キッドナッパーズの福田あずみが15キロの巨大カンパチを一投目でヒットさせ、その水深40メートルからランデングしている。

魚がバタバタ釣れる大会も、それは面白いが、今回のように大型がいることは判っていても食わすのに難しい大会も面白い。それは参加者の技量を問われるものだが、その運を引き出すタイミングも重要だ。ただ今回は、私のテスト釣行も含め、Nature Boysチームはプラでも本戦でも、確実にスイムライダーの威力、その確認は出来たと思う。

チームとしては本戦でタイミングを外した感もあるが、それでもそれなりの結果を残したのだから、Nature Boysチームは良く健闘したと思う。

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