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荻原 正幸 荻原正幸
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津軽海峡のクロマグロジギング

9月8日から11日まで、竜飛岬沖のクロマグロをジギングで狙うと云うことになり、青森県蟹田漁港から、海鵬丸の小川船長、友人のノリさん(高森氏)、2人のお世話になり釣行することにしました。メンバーは、パパさん(大津留氏)、社長の和田、私の3人である。初日、マグロのヒットはなく、2日目は和田がマグロをジギングでヒットさせたが、痛恨のフックアウト。ヒットルアーはスイムライダー200gグリーンホロ、このメタルジグをワンピッチワンジャークで斜め引きしたら、バイトしてきたらしい。

私は3日目から合流。前日にジギングでマグロがヒットした話を聞き、気分が高揚していた。ポイントの竜飛崎には、この陸奥湾の蟹田漁港から1時間40分前後で到着する。朝からポイント周辺には、マグロのナブラが沸き、20キロから大きいものは150キロ前後のものまで見える。そこでジグを斜めに引きに、超スローからはハイスピードまで、様々なジャークをするがマグロからのコンタクトはない。まれに、ワラサがジグを追う感触だけが掌に残る。結局、3日目もノーフィッシュである。

最終日も竜飛崎で、キャスト&ジギングでマグロを狙う。今日も朝からナブラが沸き、しかもサイズがどれもデカイ!80~150キロぐらいであろうか?型揃いのマグロばかりである。早速、SR65gをキャストして斜め引きしてみるとアタリを感じるが、これはマグロの魚体がラインに触れたのかも知れない。そして、すぐにパパがヒット!トモを見てみるとドラグが甲高い音を鳴らして、凄まじいスピードでラインが出ていく。まさにマグロのヒットである。ミヨシのほうにマグロが走り、100mぐらいラインが出て1度止まった。その後50mまで船に寄せたので、超大型ではないのでは?と思われたが、それから何度寄せても50mより寄せきらず、200m以上走っては50mまで寄せる、その繰り返しだった。それは、2時間以上経過したのにもかかわらずマグロが弱らないので、この時点で皆は100キロ以上を確信した。

それから同じようなやり取りを繰り返し、5時間前後経過すると竜飛沖から2~3キロ離れた、陸奥湾口あたりまで近づいている。「このまま蟹田漁港まで流されたら、帰りが楽なのに~」と冗談で話していたが、今度は逆方向に潮の流れが変わる。そして、5時間以上経過しているにもかかわらず、相手は再び200mメートル以上のランを見せる。いったいどのぐらいのサイズだろうか。さらに数回のロングランが繰り返されたのを見て、私はマグロの力に恐怖すら感じていた。そしてヒットから9時間余りも経過したあたりで、僅かだが様子が変わってくる。あれほどの時間をかけても、一度も船の近くに寄らなかったマグロが、50mより近くに寄せても逃げないのである。そこで一気に勝負して寄せてくると、その体が水面に浮いてきた!ノリさんのモリが見事マグロに命中して勝負あった!デカイ、デカイ、デカイ。100キロオーバーである。おめでとう!おめでとう!おめでとうございます!小川さん、ノリさん、そして私は、パパと祝福の握手をした。それから、港に戻って計量してみると113.6キロ、メタルジグで釣ったマグロとしては最大ではないだろうか。

ジグはスイムライダーショート(125gブルーホロ)。それを40~50メートルキャストし、さらに50m前後フォールさせてからのヒットだが、実際にこの潮流では20メートルぐらい潜った状態だろうか。このジグはレスポンスが良いジグなのでリーダー200LBにPE6号という太いラインでもその動きはスムーズだ。鉄素材&ジグの形状が安定した横姿勢を保ち、ミノーのように泳ぐのが良かったのだろう。

今回の9時間15分におよぶマグロとの格闘を直に見られたことに感謝し、パパの決して諦めない気持ちと、その気力にあらためて尊敬の念をいだいた。本当におめでとうと言いたい。

タックル
ルアー  ネーチャーボーイズ・スイムライダーショート125g
ブルーホロ
ロッド   アングラーズリパブリック・コーラルスターツナクラス
CTNS-86X2H(クロマグロカスタム)
リール  ダイワ・ソルティガ6500EXP
ライン   バリバス・アバニGTPE6号
リーダー バリバス・ナイロンショックリーダー200lb

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